H:37cm |
Seiffener Volkskunst工房のクルミ割り人形です。 実際に胡桃を割ることはできませんが、背中のレバーを持ち上げると本物のくるみ割りのように口が開きます。 くるみ割り人形のモチーフには王様・領主・警官など権力を持った人物が多く見られます。それは彼らの姿をした人形の口に硬いクルミを入れ黙らせるという、権力者によって苦しめられた人々の批判や憂さ晴らしのためでもあったようです。 また、E.T.A.ホフマンの『くるみ割り人形とねずみの王様』では、くるみ割り人形は、クリスマスイヴの日にフリッツとマリーがドロッセルマイヤーおじさんからもらったプレゼントの中にありました。ドイツではクリスマスに登場する定番です。 ●この人形は実際にクルミを割る器具ではありません。装飾用としてお楽しみください。 |